事例紹介:株式会社ゲームフリーク様
2018.06.06
株式会社ゲームフリークは『ポケットモンスター』シリーズの原作者として知られる田尻智氏が、1989年に設立したゲームソフト開発会社。その社名は、田尻氏らが学生時代に制作していたミニコミ誌「ゲームフリーク」に由来する。
時代は80年代前半。まだゲーム専門誌もほとんど存在しなかった当時、コンピューターゲームのキャラクター設定や攻略情報を徹底的に網羅した「ゲームフリーク」は熱狂的に受け入れられ、ミニコミ誌としては驚異的な販売を記録した。執筆者・読者にはのちにゲームクリエイターやゲームライターとして名を成した人も多く、ゲーム業界の歴史の一部として伝説的に語り継がれる存在である。
いまや世界中で愛されるコンテンツのひとつとなった『ポケットモンスター』シリーズも、もともとは田尻氏らが90年代、ワープロで作って印刷した素朴な企画書から、すべてがスタートしている。
こうした資料の重要性は、作品がヒットしてから気づかされるもの。クリエイターが創出した“アイデアの源泉”をいかに保管し、活用してゆくかは、ヒット作品を生み出し続けるゲーム開発会社にとって、重要な事柄である。
まもなく創業30周年を迎えるゲームフリーク、経営管理部 原口 志保様にお話を伺った。
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